きっと忘れてしまう日々のこと

少ししたら忘れてしまう、楽しかったり大変だったりなあれこれ

保活について思い出す

ようくんは2018年度生まれ。

その頃はまだ保活(保育園に入るための活動)が大変な時代だった。2021年度生まれのしゅうくんの時は、コロナの影響があったりで少し状況が違った。コロナ以降のこの数年はだいぶ変わったらしく、いま2人が通っている保育園も0歳児は空きがあったりする。当事者でなくなるとあまり情報収集をするでもなく、実際のところどうなのかは詳しく知らないが、とりあえず、以前よりは入りやすくなっているらしい(自治体の努力というよりは少子化の影響らしいが)。

 

そんなわけで、ようくんが0歳の夏前後は、結構保育園見学に行った。面倒くさいと思う人もいるかと思うが、私としては、0歳児と何をしたら良いか分からない時期だったので、やることができてよかったし、保育園は基本的に子どもへの愛に溢れる温かな場所なので、中を見せてもらうのはわりと楽しかった。

 

自宅の近く(徒歩5分以内程度)には保育園はなく、徒歩で7〜15分くらいのところには結構たくさんあり、全部で10園以上は見学させてもらったと思う。まだようくんも小さく、見るべき視点があまり定まってなかったとは思うが、明らかに避けたいと感じたところはなかった。

振り返ると、私が良い印象を持ったところは、見学に行った時に、子どもを遊ばせてくれた園。おもちゃを貸してくれたり、一緒に遊ばせてくれたり、事務の方がお庭を見せに連れて行ってくれたり。子どもを抱っこしていたり、何もさせていないと見学どころではなくなってしまうことも多いので、こういう気遣いは嬉しく、好印象に繋がった。

あと、お茶を出してくれた園。これは10園以上見学して1園のみだった。ご縁あって、今うちの子たちが通っている園となったが、ママ同士の雑談で、この園を選んだ理由として話すと、たしかにー!とちょっと笑いを取れる。でも、お茶を出してくれるというところに、園の姿勢的なものが見えると思う。

 

もう一つ好印象だった園は、区民農園を借りて子供達と一緒に畑で野菜を育てているという園。区民農園までまあまあの距離があるが(たぶん2キロくらい?)、歩いて行って、畑仕事をして、歩いて戻ってくるとのこと。かなり体力がつきそうだし、畑仕事は家では体験させてあげられそうにないのでとても魅力に感じた。(が、2回目の保活時に、区民農園は抽選のため、初めて落選したとの話があった。代わりにプランターで育ててるとのことだったが、それだと魅力は半減…。)

 

そしてもう一つ、通えそうな距離の保育園を一通り見学してから、保育ママ(私の住む自治体の正式名称は「家庭福祉員」)のことを知り、秋ごろに見学。保育ママって、それまで知らなかったが、その方の自宅などで他の子数人とともに保育してもらう、という感じ。個人の超小規模保育園的な。保育ママの方の資格等はまちまちのようだが、私が見学したところは保育士資格等お持ちの方で、サポートの方々も皆さん有資格者。子ども4人に対して保育者は基本2名以上いて、乳児期(対象は2歳児まで)に手厚く見ていただけるというのが売りのよう。ちなみに保育料も、保育園の8掛け。

そんな小規模環境なので、見学時は、小さなお客さんが来たよみたいな感じにしてもらったり、大人はちょっと雑談をしたりと、ちょっとしたリフレッシュをさせてもらいかなり好印象。ちらっと聞いてみたところ、一次申請で保育ママを書けば大体落ちることはないとのこと。

 

結局、保育園の申請時には、好印象の園と並び、まあまあ上位に保育ママを書き、

結果、ようくん1歳児での預け先は保育ママに決定。

 

一般的には、保育園に入らなかったからやむなく行くところというイメージがあるのか、やや微妙な反応をされることもあったのが気になったが、私としては、まあ想定内でそこそこの結果という感じだった。